東京駅で迷子になった私は、人混みの中をさまよっていた。
携帯電話もなく、知り合いもいない東京での一人旅は思った以上に大変だった。
そんな中、見かけたのが一人の青年だった。
「失礼ですが、ここはどちらの方向に行けばよろしいですか?」
青年は優しく微笑んで教えてくれた。
「ありがとうございます!」と私は言って、その青年とは別れた。
しかし、その後、東京での予定は全て上手くいかず、私は再び東京駅に戻ってきてしまった。
するとそこには、先程教えてくれた青年が再び現れた。
「またここに迷い込んだのですか?」
青年は、私が困っているのを見かねて、私を案内してくれることになった。
その後、彼とは東京を一緒に回ることになり、私たちの旅は予想外の素敵な出逢いとなった。
東京で迷い続けた私だったが、そこで彼と出逢えたことが、運命的な出逢いだったのかもしれない。
…と、そんな思い出がよみがえってくる。
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