雪の音色

私たちは幼いころ、いつも山の中で遊んでいた。静かな森の中で、木々のさえずりや小鳥の鳴き声を聞きながら、雪の降る音色を聞いていた。

ある日、私たちは山へと登り、山頂からの景色を見ることにした。しかし、予想外に激しい吹雪に遭遇してしまった。迷子になった私たちは、助けを求めて叫びながら歩き続けたが、どんどん足場が悪くなり、進むことができなくなってしまった。

凍えそうになりながら、私たちは心を落ち着かせ、雪の音色を聞いていた。それは、まるで天使の歌声のように、私たちを優しく包み込んでいるようだった。

数時間後、疲れ果てていた私たちの前に、地元の山岳救助隊が現れた。彼らは私たちを救助し、無事に下山することができた。

それ以来、私たちは雪の音色が、私たちを癒やし、救出してくれた天使の声だと信じている。毎年の冬、私たちは山に登り、雪の音色を聞くために、ふるさとの森で過ごすのであった。