遊園地の惨劇

それは私が中学三年生の夏、遊園地で起きた事件だ。

7月のある日、私は友達と遊園地に行った。コースターやジェットコースターなどのアトラクションに乗り、少し疲れた頃、私たちは軽食コーナーで休憩した。

食べ終わった後、友達がトイレに行くと言い、私は周りを見回していた。そこで、一人の女性が私に話しかけてきた。

「あなた、なんでもっと楽しまないの?」と彼女。

「うーん、ちょっと疲れちゃって。」と私。

「私なら、あんなの乗らないよ。私はもっとスリルが欲しいの。」と彼女。

私は彼女を不思議に思い、少し遠巻きに彼女を見ていた。

その後、友達と再会して、私たちはフェラリーコースターに乗ることにした。しかし、割引券を持っていなかった私たちは、正規の料金で買ったチケットを見せた。

すると、係員が私たちの顔を見て無言で黙った。私たちはひやりとしたが、こんなことが違法であるとは知らなかったため、何も言わずに乗車した。

しかし、コースターに乗ってしばらくすると、私たちは急激に落下し始めた。煙が出始め、変な音がして、コースターは停止し、私たちは頭から下へと落ちた。

私が意識を取り戻したとき、周りには救急隊員や警察官がいた。友達は幸いにも軽傷で済んだが、私は重傷を負い、病院に運ばれた。

後に知ったところによると、遊園地は急遽閉園となり、その後、運営会社が引き継いだ。

私の傷が治った後、私たちは再び遊園地に行った。しかし、乗り物の前でその女性と鉢合わせし、彼女は私たちを見つめて微笑んでいた。

私たちは、その遊園地を二度と足を踏み入れることはなかった。


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