ある日、私はおばあさんから古い時計をもらいました。
「これは私が若い頃、母からもらったものよ。でも私もう使わないわ。ぜひあなたに使ってもらいたいわ」とおばあさんは言いました。
私は嬉しくて、早速時計を持って帰り、リビングに飾りました。
ところが、ある日から時計が動かなくなってしまいました。
「おばあさんからもらった時計なのに、すぐ壊してしまうなんて失礼だわ」と自分を責めました。
そんな中、大学の友達が家に遊びに来ました。
「すごい、この部屋の雰囲気が素敵だね」と友達が言いました。
「あ、ありがとう。でも時計が動かなくなってしまって」と私が苦笑いすると、友達が「ちょっと見せて」と言い、時計を取り出しました。
「うん、これ直せるよ。私のお父さん、時計職人だから」と友達が言って微笑みました。
友達のお父さんが見てくれた結果、時計は見事に直りました。
それ以来、私は時計を大切に扱い、毎日リビングで見守っています。
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