ある夜、私は図書館へと足を運んだ。
通常なら閉館している時間だが、不思議なことに明るさが残っていた。
迷わず入り、中を探検することにした。
まるで迷路のように入り組んだ棚や書物が、私を迎えてくれた。
しかし、奥へと進むほどに明るさが薄れていき、暗闇が広がっていた。
それでも私は進み続けた。
すると、背後から不気味な音が聞こえ始めた。
私は怯えながらも足を止めることができなかった。
そして、光の中にひときわ輝く本を見つけた。
それは、図書館の最深部に封じられた禁書だという。
私は、まさかこんな本に出会えるなんてと、思わず声を上げた。
すると、突然停電が起き、一瞬暗闇に包まれた。
驚きのあまり、私は本を手に取り、逃げ出すように図書館を飛び出した。
その後、私は禁書を手放すことはできず、何度も図書館に足を運んだ。
そのたびに、私は暗闇に包まれた上に、謎の声を聞いた。
そして、禁書の魔力に魅入られ、私は図書館へと通い続けることになったのだった。
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