私はいつでも仕事に追われていた。
仕事、仕事、仕事。
一日中デスクに座ってパソコンとにらめっこ。
残業も当たり前、休日出勤も当たり前。
そんな生活を送っていた私だけど、ある日突然目が覚めた。
時計を見ると、何と朝の5時。
「どうやってこんなところで寝てしまったんだろう?」
思考する間もなく、遠くから、私の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
「あなた、もう一度チャンスを与える」
私は声の主が誰なのかわからないまま、導かれるまま歩いていった。
すると、そこは私が働いていた会社の事務所だった。
しかし、時間が止まっていた。
同僚たちは机に向かって座っているし、パソコンも動いている。
だけど、時間が進んでいない。
私は、この試練のようなものを乗り越えるために仕事に没頭しすぎたことが原因だと悟った。
そして、私は再び時間を動かすことができた。
以降、私は仕事に追われることはなくなり、時間を有効に使うようになった。
そして、人生には仕事以外の大切なものがたくさんあることに気づいた。
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