私たちの小学校には、毎年恒例の運動会がありました。
運動会が行われるのは、いつも真夏の暑い時期でした。
この日ばかりは、私たち児童も先生方も、汗だくで頑張っていました。
種目の中でも一番楽しみだったのが、玉入れでした。
授業中には、少し退屈していた私たちは、玉入れの練習を自分たちでしていました。
そして、運動会当日、念願の玉入れに出場することができ、ドキドキしながら挑みました。
最初は、練習の成果が出ずに、一つも入りませんでしたが、最後の一投目で、見事に玉を入れることができました。
その瞬間、周りから大きな拍手と声援が起こり、私たち児童たちは、とても嬉しかったのを覚えています。
運動会の後、私たちは顔を合わせると、「あの日、この種目で頑張ったね」と、お互いを褒め合いました。
運動会が終わってからも、練習してきた成果を、授業中に発揮することができました。
私たちの小学校の運動会は、ただ単に運動をするだけではなく、心も体も鍛えるとても素晴らしいイベントだったと感じています。
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