私はクリスマスに買ったペンダントを大切にしていました。
そのペンダントは、キラキラと輝く水晶と、銀色の鎖が美しく、私の周りの人たちからも褒められるほどでした。
ある日、私は夢の中でそのペンダントを失くしてしまったことに気づきました。
夢から覚めた私は、慌てて現実を確認すると、幸いにもペンダントはしっかりと私の胸元に輝いていました。
その夢が何度も続き、私はますますペンダントを大切にするようになりました。
そしてある日、私はペンダントを外して掃除をしていると、不思議なことが起こりました。
ペンダントが私の手から滑り落ち、どこかへ飛んでいってしまったのです。
私はペンダントを探すために部屋を探し回りましたが、どこにも見つかりませんでした。
絶望的になっていた私は、窓の外に目をやると、そこには綺麗な水晶が光っている木がありました。
私はその木に誘われるように近づくと、そこには私が失くしたと思っていたペンダントが、木の中に飾られているのでした。
その瞬間、私は夢にまで見たペンダントが、自分のものになったと心から感じました。
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