私たちの故郷はとても美しいところだった。広い草原や青々とした森、清らかな水溜りがあって、私たちは幸せな日々を過ごしていた。
しかし、ある日突然、故郷に大きな災害が起こった。大きな火山の爆発によって、その周辺に住む人々は全員避難せざるを得なくなった。私たちの村もその周辺にあったため、避難指示が出たのだ。
私たちは草原を駆け、森を抜け、最後にたどり着いたのは川のほとりだ。その川は、避難先として指定された場所だったのだ。
しかし、何日も経ち、私たちは家も家財も失い、ただ川のほとりで生きることしかできなかった。そして、ある日私たちの村長が、ある知らせを持ってきた。
「皆さん、何か一枚の葉っぱを持っている人はいませんか?」
私たちは驚いた。何のことだろう?
「この葉っぱに書かれている言葉によって、私たちは次にどうすべきかが分かるのだ。この葉っぱを持っている人は、ぜひ持ってきて欲しい」と村長は言った。
私たちは一斉に葉っぱを探し始めた。しかし、その葉っぱはどこにも見つからなかった。村長が落ち込み、悔しそうな顔をしている中、私たちは落ち込んだ気持ちで川のほとりに座っていた。
そんなとき、私は地面に一枚の葉っぱを見つけた。嬉しくなって、村長に持っていくと、その葉っぱには一言だけ書かれていた。「生きる」。
私たちはその葉っぱを見ながら、次に何をすべきかを決めた。私たちは一枚の布を手に、川のほとりに座り、縫い始めた。
一ヶ月後、私たちは一つの大きな旗を完成させた。その旗には「生きる」という言葉が書かれていた。私たちはその旗を持って、運河沿いにある町へと向かった。
そこで、私たちはその旗を掲げ、生きるという思いを伝えた。私たちは一ヶ月間、町中を回り続け、多くの人々が私たちの旗に触れ、励まされた。
今では、私たちの旗は町のアイコンになり、多くの人々を勇気づけている。故郷を失ってしまった私たちは、最後の一葉から何かを感じ、生きる力を取り戻すことができたのだ。
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