私は、とある駅で下車した。雨が強く、傘を持っていかずに後悔した。
しばらく歩くと、目の前に商店街が広がった。入り口には、「明石商店街」と書かれていた。
「やっぱり迷わないように、地図を確認しよう」と思い、スマートフォンを取り出した。しかし、バッテリーが切れていたのだ。
どうしようかと思っていると、明石商店街の入り口で、一人のおばあさんが声をかけてきた。
「どこに行かれるんですか?迷われたら、言ってくださいね」
おばあさんは、商店街内にあるワッフル屋を紹介してくれた。美味しい匂いが漂う店に、ついつい足を運んでしまった。
食べた後、商店街をさまよっていると、素敵な雑貨屋が目に入った。可愛らしい雑貨や、普段は手に入らないようなものが沢山並んでいた。私はこんなお店を探していたのだ。
購入した宝物を抱えて、お客さんのいた明石商店街の食品店に向かった。海老フライと串カツを買い、雨の中でも溢れるほど美味しい時間を過ごした。
この商店街には、地域の人々の温かさと、個性あふれるオリジナルな店が並んでいた。私は、この商店街に魅了された。
駅から迷い込んだ明石商店街での、思い出深い一日を過ごしたのでした。
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