遅刻

朝、目が覚めると時計はなんと7時30分を過ぎていた。

「ああ、遅刻だ！」と思い慌てて起き上がるが、起き上がる際に腰を痛めてしまい、身体がうまく動かなくなる。

「どうしよう、今日はいい日になりそうにない…」と思いながら、急いで洗面台に向かうと、洗面台の鏡に自分の顔が映っていた。

「ああ、昨日の飲み会で遅くまで飲んだからこんなことになってしまったんだ…」と自己嫌悪に陥る。

しかし、いくら悔やんでも仕方がない。急いで着替えをして、出勤の準備をする。

家を飛び出し、駅まで走ること10分。ようやく駅に到着するも、駅は大混雑。

「どうしてこんなに混んでいるんだ…」と思ったが、もう時間がないため、諦めて人混みに身を任せる。

やがて、新宿駅に着くと、目の前には山と積まれた通勤客たちが。

「こんなことなら、もう少し早く起きて出かけておけばよかった…」と後悔の念が募る。

結局、遅刻してしまい、上司には叱責されてしまった。

「もう二度とこんなことにはならないように、反省してください」と言われ、その日からは、いつもより早く起きるようになった。